『いのりのり』のサブカル成長記録

いのりのりのサブカル成長記録

オーストラリア在住の日本人大学生がイラスト、プラモデル、ゲームなど趣味に全力で取り組む日々を綴った成長記録です!

「幼少期から外国に住んでいると日本語を忘れる」って本当?

どうも、オーストラリア居住歴14年目で今も記録更新中の日本人、のりです。

 

最近どこかで「子供を小さい頃から海外に住まわせていると日本語を忘れる」という感じの記事を読んだので、実体験者として私の経験と考えを書いていきたいと思います。

 

私について

 

私は5歳の頃、両親に連れられて渡豪し、現地校に12年間通い、現役でオーストラリアの名門大学(デザイン学部)に他のオージー達と同じ枠で入学しました。近々シンガポール大に留学予定。

 

海外留学・移住の最重要注意点

 

まず先に言っておきますが、英語と日本語をどちらもネイティブと同じレベルにするのはほぼ不可能に近いです。子供がどちらの文学も大好きならその限りではないかもしれませんが、普通はみんな勉強が嫌いなものです。

 

必ずどちらかに偏るか、私のようにどちらも中途半端になります。

 

事実私はこれまで生きてきて「どっちの発音もリーディングもライティングもネイティブ並み!」という人を見たことがありません。

 

そして海外生活というものは(親御さんたちも大変なのはよーーくわかりますが)子供が一番辛いです。

成長しきっていない精神のまま言葉も常識も通じない宇宙人達の中にいきなりぶち込まれるのです。

ストレスで泣き出したり、十円ハゲができて日本に帰っていった同級生達を何人も見てきました。

 

それを念頭に置いてこの記事を読んでもらえると助かります。

 

どうすれば外国に住んでいても日本語を忘れない?

 

子供にオーストラリアのテレビより、日本のテレビを観せる事です。今ではYouTubeなどで気軽に日本の動画を観れるので、これは簡単に達成できると思います。

 

ありがちな間違いとしては、家で日本語を強要することです慣れない英語での授業や人付き合いでクタクタになって学校から帰ってきた子供を、今度は心の拠り所であるはずの親が日本語でいちいち指摘してくるのです。これでは子供の心が休まらず、英語も日本語も嫌いになったり、最悪病んでしまいます。

 

でも、家でも子供の好きにさせていたら日本語を忘れてしまう......。

 

そういう時に日本語のテレビを見せるのです。日本語のゲームでもいいし、漫画でもいいです。とにかく、子供が自主的に日本語に触れるようにします。日本語の間違いを指摘するのは、ある程度年齢を重ねてからにしましょう

 

だからといって日本大好きっ子に育ててしまうのも問題です。ちなみに私がそうです

 

日本が好きすぎると、猛烈に日本に帰りたくなります。そしてその叶わない想いの悲しみや怒りの矛先は確実に英語に向きます。

 

そうするとどうなるか?英語が嫌いになります。それでも英語の学校に通わせているのだから、英語が話せるようになるとは思わないでください。

 

日本語をまともに話せない日本育ちの日本人がいるように、学校に通っているだけでは英語は話せません。

 

おかげで私は小中高と現地校に通い、名門大学に入った今でも英語への忌避感は消えません。

 

そして好きな日本語を学べる機会がなかった子供は私のように、まともな日本語すら話せなくなります。恥ずかしながら漢字も殆ど書けません。

 

結果私は言語が介入しない『デザイン』の分野に進みましたが、それでも言語を使います。むしろ自分の作品のプレゼンをするための説明能力は日本語・英語ともに必須スキルだと痛感しました。

 

私がイラスト上達のためにPixivに載せるだけではなく、あえて説明も必要なブログを始めた理由でもあります。

 

さいごに

 

日本語を話せなくなるのは悪いことではありません。大事なのは海外で培った一般人とは違う経験と思想です。

 

そして普通に暮らして意思疎通を図る分には、私程度の言語能力でも十分通用します。

 

個人的に子供の頃から海外に住む一番の利点は発音だと思っています。私も発音が綺麗だと褒められた経験が何度もあり、中学生以降に留学してきた子達との最大の違いです。

 

それは英語を受験・就職のための道具ではなく、相手と友好的な関係を築く為のコミュニケーションツールだと証明できるからです。

 

そんなの関係ないと思いますか?確かにフィーリングでしかありませんが、実際に話してみると印象はずいぶん違いますよ。

 

まあ結果がどうであれ、海外を見てみるのは良いことです。

なので海外留学・移住は用法容量を守って正しく楽しく行きましょう!

 

 

2018年7月4日  いのり のり