『いのりのり』のサブカル成長記録

いのりのりのサブカル成長記録

オーストラリア在住の日本人大学生がイラスト、プラモデル、ゲームなど趣味に全力で取り組む日々を綴った成長記録です!

ゲーム・デザインを学んでみた。

どうも、のりでございます。

 

今回、2018年上半期の半年間みっちりとゲームについて極めて学問的に学んでまいりました。

 

大雑把にですが、復習ついでに自分の言葉で解説していきたいと思います。

 

三次元の世界

 

二十一世紀に突入し、コンピューターが発明によりテクノロジーが飛躍的に発展したわけですが、中でも最もその恩恵を受けたのはゲーム業界だといわれています。

 

今や誰もがゲームで遊び、人々の生活に寄り添う娯楽の一大産業となりました。

 

近年はVR等の新技術も開発され、歴史も伴い始めてゲームを偏見の目で見る人も少なくなり、ゲーム業界は益々盛り上がっていくことでしょう。

 

そんなゲームのメジャーなジャンルの一つが3Dゲームです。

 

皆さんは、なぜ近年のゲームがより立体的になり、リアルになっていくのか分かりますか?

 

スーパーマリオがドット絵で爆発的に売れたのなら、ずっとドット絵でいいじゃないですか。

 

それは没入感(Immersion)の為です。

 

イマージョン

 

辞書で没入感を引くとこう書いてあります。

 

“すっかり熱中して、その世界に入り込んでいるという感じ、浸っている・没入しているという感覚などを意味する語。”

 

没入感とは - 日本語表現辞典 Weblio辞書

 

 

結構ぼんやりしてますよね。なのでできるだけ詳細に説明していきます。

 

没入感の種類は大まかに4つに分けられます。

 

1)戦略的没入感(Strategic Immersion)

2)戦術的没入感(Tactical Immersion)

3)物語的没入感(Narrative Immersion)

4)空間的没入感(Spatial immersion)

 

日本語訳が無かったので適当ですが、英語は合ってます。

 

1)の戦略的没入感とはパズルゲームなど、頭を使って考えている時に感じる没入感です。「数独」とか「クロスワード」なんて何が楽しいのかわからない!という人もいるかもしれませんが、実はこの戦略的没入感が関係しています。

 

2)の戦術的没入感はFPSゲームなどの、ユーザーのスキルが問われている時に感じる没入感です。テトリスとかでブロックが落ちてくる速度がどんどん速くなってくると、最初に比べて集中してきませんか?

 

3)の物語的没入感は本やストーリーゲーム等で主に感じる没入感です。これはゲームを普段しない人でもわかりやすいかと思います。要は本に集中している状態です。

 

そして4)の空間的没入感が「マリオはドット絵でいいじゃん」の答えです。人間はゲームのグラフィックが現実に近いほど没入しやすいと言われています。つまり、ドット絵から情景をイメージするのに脳のリソースを割くよりも、実写のほうがユーザーは楽にイメージできるということです。



そして基本的に、この没入感を多く取り入れている物ほど没入しやすいです。もちろん人によりけりですけどね。

 

本は物語(ミステリー小説とかは戦略も)。

映画は物語空間(ミステリーの場合は戦略も)。

最近のゲームのほとんどは全部取り入れています。

 

例えば私の大好きなレインボーシックス・シージというゲームでは個性的な特殊部隊員がそれぞれ持つ物語性と、仲間と協力して戦う戦略性、個人の技量が求められる戦術性、そして美麗なグラフィックがプレイヤーを熱中させます。



ゲームが持つ魅力は没入感だけじゃない!

 

ゲームの人気の秘訣はこれだけではありません。

 

大抵のゲームにはレベル報酬目標ってありますよね?実はこれが大事な役割を果たしています。

 

またマリオを例に説明していきましょう。

 

マリオには「ピーチ姫を助ける」というメイン目標が存在します。

長い戦いを経て姫を助けられたユーザーは「ふー、やっと終わったー!」と大きな満足感(大きな報酬)を得るでしょう。

さらに各ステージごとに「クリアできた!」という小さな満足感(小さい報酬)が用意されています。

 

また、各報酬までの道のりは比較的短いので、報酬という甘美な陶酔に浸ったプレイヤーは「もうあと1ステージやろう!」となります。

 

ゲーミフィケーション

 

さて、そんなゲームの魅力を面倒くさくてつまらない勉強に取り入れられたら、勉強も楽しく出来るとは思いませんか?

 

じつはそれがこのゲーム・デザインの本領、ゲーミフィケーションという技術です。

 

ゲームの面白さや没入感をゲーム以外の分野に取り入れる手法で、最近は色々な所がこのゲーミフィケーションを利用しています。

 

たとえばこのはてなブログでも、ゲーミフィケーションは使われています。

 

ダッシュボードに「ブログチャレンジ」というものがあり、完了した目標に応じてポイントが貰え、レベルが上がっていきます。

目標クリアにチェックを入れることで感じる満足感と、レベルがどんどん上がっていく優越感が得られます。すると「ただのチェックリスト」として使っていたはずの我々ブロガーは次第にレベルを上げるために精力的にはてなブログを活用し、はてなブログの運営はアクティブユーザーが増える......。というわけです。

 

私のいた高校では教科ごとに成績順でA、B、Cとランクが分けられ、上のクラスほど人気の先生やベテランの先生が担当しました。

 

生徒たちは「あいつCクラスのバカだぜ」と言われないように勉強を頑張り、Aクラスの生徒たちは優越感に浸れました。

 

これがゲーミフィケーションです。



さいごに

 

どうでしょう?ゲームって凄く奥深いんです。

 

ちなみに出た課題は「グループで没入感のあるゲームを作る」事でした。

 

教授から高評価も貰えて嬉しかったですねぇ。

あと、キャラクターを作るのに3DS Max、 建物のためにSketchUp、まとめるのにUnityを使いました。

この記事を読んでゲーム・デザインに興味を持った方は、本格的に学んでみてはいかがでしょうか?楽しいですよ。



それでは。




2018年7月7日  いのり のり