『いのりのり』のサブカル成長記録

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ゲーム「WW3」は現代戦好きFPSゲーマーの新たな拠り所となるか

どうも皆さん、のりです。

 

今回はFPSゲームの話。

 

ゲームズコムにて、EAのバトルフィールド5などが注目される中、ひっそりと裏でWW3というゲームが紹介され、「本当のBF5」なんて呼ばれてネット上で一気に話題になりましたね。

 

しかし言い方は悪いですが、グラフィックはBF3程度、爆発的人気を誇るバトロワ系でもない、名前も有名とは言えない企業が作ったゲームがこんなにも注目されているのは、なぜでしょうか?

普段ネットの情報を集めていなくても、FPSゲーム歴の長い方なら薄々感じていると思います。

 

それはFPSゲームシリーズの二大巨頭であるCall of DutyBattlefieldシリーズがここ数年、過去戦や未来戦ばかりしているからでしょう。



実際に、この二つのシリーズが最後に発売した現代戦のタイトルを見てみましょう。

 

Call of Dutyフランチャイズで、現代戦が舞台となった最新のタイトルはCall of Duty MW3です。発売年はなんと2011年、今から7年前です。COD Ghostsもギリギリ現代戦と言っていい時代設定でしたが、それでも2013年発売です。

COD4リメイク版は2年前ですが、あくまでリメイク版であり、IWの付属品として発売されたのでノーカンとします)

 

Battlefieldは、大コケして公式すら若干無かったことにしているBFハードラインが3年前の2015年。まともに売れたBF4に至っては2013年でした。もう5年も経ってるんですね。

 

最近のFPSで、ヒットした現代戦のタイトルといえばレインボーシックス・シージですが、あれだって発売されたのは3年前です。

あとはEscape From Tarkovくらいでしょうか。あれはコアすぎて中々一般層には売れづらいかと思います。



ではなぜCODの発売元であるActivisionや、BFのElectronic Artsは「出せば絶対売れるといっても過言ではない」現代戦FPSを頑なに出さないのか?マーケティングチームはなにをしているのでしょうか?

 

実は有力な説が二つほどあり、一つは著作権問題、もう一つは銃乱射事件やテロ問題によるものだと云われています。

 

まずは著作権問題ですが、実は現代戦を忠実に描くために必要な銃や装備に問題があります。

モノには著作権意匠権というものが存在し、銃や装備、戦闘機などの兵器も例外ではありません。本来は銃や装備の著作権保有する会社とゲーム制作会社がライセンス契約を結ぶのが正規の方法ですが、殆どのゲームでは一部デザインや銃声、名称を変えて誤魔化しているのが現状です。

 

しかし実際に各タイトルごとに数十種類は登場する銃一つ一つに高額なライセンス料を払っていては、FPS業界が一瞬で潰れてしまうのもまた事実。

故に今までは大企業といえどもこのようなグレー行為を繰り返してきたわけですが、ここ数年で問題が大きくなりすぎて、著作権のない(または切れた)銃や装備だけが登場する過去戦や未来戦でお茶を濁してるのかなーというのが一つ目の説です。

 

しかし、ゲーム「WW3」や「Escape From Tarkov」は思いっきり実銃の正式名称を使用していることから、これらは銃会社とのライセンス契約が結ばれている可能性が高いです。

よってEAやActivisionは大企業だからと銃会社から足元を見られているのか、単にその金すら惜しんでいるのかは不明です。



次にテロ問題ですが、2014年までは一年に一度あるかないかくらいだったテロ事件が2015年に入り、頻発し始めました。

ゲームというのは開発に何年もかかるものなので真意は分かりませんが、二社が過去戦や未来戦に切り替えた時期とは一致しますよね。

 

これにより国からの規制・圧力がかかった、あるいは開発側の忖度があったのだと云われているのが、もう一つの説です。

 

実在する場所を基に作られたマップや、ゲーム内で人を撃ち殺す行為が、テロや銃乱射事件を助長する可能性があると言われれば、名の知れた企業としては動きにくくなってしまいますよね。

 

さいごに

 

私はCOD4からFPSゲームをはじめ、BF、CSGO、R6Sや、その他自分でも覚えていないような、話題になったFPSゲームはほぼプレイし尽くしてきましたが、やはり特に思い入れの強いCODやBFで現代戦ができないというのは悲しい事です。

 

これまでCOD勢、BF勢と二分されてきて、最近はR6Sばかりプレイしていたような現代戦好きFPSゲーマー達が、これから出現するであろう数々の中小企業産の現代戦FPSに分散していくのは、それぞれの理想のゲームに出会える確率が高くなると喜ぶべきなのか、1タイトル当たりの総プレイヤー数が減ってサービス終了するゲームが頻発することに絶望するべきなのか、判断は皆様に任せます。

 

WW3が良ゲーである事を――現代戦FPSの未来が明るい事を願って。

 

ではまた。


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2018年9月20日  いのり のり

2018年10月15日 編集