『いのりのり』のサブカル成長記録

いのりのりのサブカル成長記録

豪州在住の日本人大学生が色々な趣味に取り組む

クリエイターなら覚えておきたい4種類の没入感

どうも皆さん、いのりのりです。

 

皆さんは没入感という言葉をご存知でしょうか。英語ではImmersion(イマージョン)と呼びます。

 

ちなみに辞書にはこうありました。

 

“すっかり熱中して、その世界に入り込んでいるという感じ、浸っている・没入しているという感覚などを意味する語。”

 

結構ぼんやりしてますよね。なので今回はできるだけ詳細に、没入感に対する理解を深めていきましょう。

 

アナタが何らかの創作に携わっている・興味を持っている方ならば、アナタの作品がどの種類の没入感に属しているのかを正確に見極め、より魅力的な作品にできるよう参考にしてみてください!

 

 

4つの没入感

 

没入感とは元々ビデオゲームに関する研究から生まれた言葉だと云われています。

 

辞書には「何かに熱中している状態」とありましたが、その熱中状態に至るまでのプロセスは以下の4つに分けられます。

 

 

 

1つ目がStrategic Immersion(和訳:戦略的没入感)と呼ばれる感覚で、パズルなど何かに対して集中して考えている時に感じる没入感です。一見つまらなそうな数独クロスワードに一定のファンがいるのも、この戦略的没入感を体験しているからです。

 

 

2つ目はTactical Immersion(和訳:戦術的没入感)と呼ばれ、ユーザーのスキルが問われる事をしている時に感じます。例えば創作活動をしている時、没頭して時間も忘れてしまうという方も多いのではないでしょうか?

 

 

3つ目のNarrative Immersion(和訳:物語的没入感)は、所謂物語の世界に入り込んでいる感覚です。小説なんかが代表的な例ですね。

 

 

そして4つ目のSpatial Immersion(和訳:空間的没入感)が、VRゲームなどで感じる現実との区別がつかなくなる感覚です。昨今、何故ゲーム会社が挙ってグラフィックの向上に力を注いでいるのかというと、グラフィックが現実に近いほど没入しやすいからです。例えばドット絵から情景をイメージするのに脳のリソースを割くよりも、最近の美麗グラフィックのゲームのほうがユーザーが楽にイメージでき、圧倒的に没入しやすくなりますよね。

 

(注:和訳が存在しなかったので適当に名付けていますが、英語は合ってます)

 

 

どうやって活かす?

 

まず基本的に、この4種類の没入感を多く取り入れている物ほど没入しやすいと云われています。

 

例えば一般的な小説は戦略的没入感と物語的没入感の二つしかありませんが、映画であれば加えて空間的没入感も兼ね備えているため、一般的には小説よりも映画のほうが没入しやすいですよね。



私は最近絵の練習をしているのでイラストを例に出しますが、普通のイラストには基本的に空間的没入感と、物語的没入感の二つしかありません。

ですがなんと!実はすべての没入感を兼ね備えた面白い例があるのでご紹介したいと思います。

 

コーラ様という、主に風景画を描かれているイラストレーター様をご存知でしょうか。

 

www.pixiv.net

 

この方の絵が単純に滅茶苦茶上手いのもありますが、奥深さやストーリー性も感じますよね。さらにこの方は必ず絵のどこかに「コーラ」という文字を入れるので、それを探すゲームのような楽しみもあるんです!

結果的に絵の隅々まで見ることになるので、他の没入感と相乗効果を生むことになります。

 

つまり、この方の絵はすべての没入感を兼ね備えているのです。

 

事実、凄く惹きつけられる何かを感じるので、知らなかった方はぜひ一度「コーラ」の文字を探してみてください。



さいごに

 

いかがでしたか。

このように、創作物で感動したり泣いたりするのは全て没入感が関係しています。

 

人の心を掴めるような作品を作りたいクリエイターの皆さんは、是非一度4つの没入感を意識して創作に取り入れてみてはどうでしょう?

 

それでは!



2018年10月5日   いのり のり